本にまつわるエトセトラ

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【本屋探訪】STORY STORY(新宿)に行ってきました

職場が近いということもあり、新宿の小田急百貨店本店10階に4月24日にオープンした有隣堂【STORY STORY】に行ってきました。

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入口に「BOOK」「CAFE」「KIDS」「ZAKKA」とあるとおり、このお店は「本屋」「カフェ」「キッズスペース」「雑貨」の複合店舗です。

 

入口は雑貨とカフェがメインになっており、気軽に立ち寄りやすいです。雑貨に目を引かれるように奥へと進んでいくうちに、本来の本屋の景色になっていきます。

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一方、併設しているカフェは入口がオープンになっており、自由に出入りできます。また、店内の本は、雑誌とコミック以外なら会計前でも3冊まで持ち込みが可能です。

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カフェのメニューは本にちなんだものになっており、本好きは要チェックです。味付けもかなり本格的だと感じました。

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さて、奥にある本の品揃えについては、女性誌や絵本、子育てなどの本が多く、「大人の女性向け」という印象を持ちました。とはいえ、提案型の本棚が多いので、どんな人でも楽しめる店舗になっています。

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コミックはやや少な目ですが、新刊を買いに行くだけなら全く問題ありません。

 

それと気になったのは、文庫が【著者名順】であること。小さな書店ではたまに見かけるスタイルですが、大きな本屋では珍しいと思います。著者名順は、「探している著者を出版社にかかわらずすぐに見つけられる」という利点があるので、忙しいサラリーマンやワーキングウーマンには良いかもしれません。

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また、都心の書店としては珍しいと思うのですが、キッズスペースがかなり広く取られていました。書店の一番奥にあるので、人や物でごちゃごちゃしておらず、お子さんをもつ女性にはゆったり過ごせる空間だと思いました。

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新宿にはご存じのとおり、大型書店が「紀伊國屋書店本店」「紀伊國屋書店新宿南店」「ブックファースト新宿店」とありますが、この「STORY STORY」さんは品揃えを充実させるというよりも客層に目を向けて個性を出しているという印象です。

 

この場所はもともと三省堂書店で、そのときは同じ階にある伊東屋(文具店)のついでに立ち寄っていましたが、今後はこの書店のために月に一度は通いたいなと感じました。

 

 

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